1. 概要
  2. システム管理
  3. セッション管理
  4. コンテンツ管理
  5. アカウント管理
  6. 管理者のチュートリアル(はじめてご利用になる際に)
ログイン画面から、管理者用のアカウントでログインすると、GroupCGIの管理画面が表示されます。
ここでは、アカウント管理をはじめとして、GroupCGIに関する様々な管理設定を行います。

※初期状態の管理者アカウントは、ユーザIDが「administrator」、パスワードは「未設定」になっています。


GroupCGIの各種機能設定を行います。

●操作のポイント
  • お知らせ ⇒ ここに入力したものは、全ユーザのトップページにおけるお知らせ欄に常に表示され続けます。

  • 管理用メッセンジャー ⇒ メンテナンスの為にシステムが使えない日時等を全ユーザに対して告知します。ここで送信したメッセージは、メッセンジャーと同様にして全ユーザに配信されます。また、GroupCGI管理者にメールアドレスが設定されている場合、全ユーザに対してメール通知を行います。メッセンジャーの機能については、操作ガイドのメッセンジャーの章を参照してください。

  • メッセンジャーの設定 ⇒ メッセンジャー画面に表示されるユーザリストについて、全ユーザまたはグループユーザのみを選択できます。デフォルトは全ユーザが表示されます。グループユーザのみを選択すると、他のグループに所属しているユーザの情報が表示されず、他グループに所属するユーザにはメッセージを送ることができません。また、各ユーザの所属グループやグループマネージャの情報が表示されなくなります。
    また、各ユーザが送信するメッセンジャーのメッセージの内容に、宛先を付記するか否かも併せて設定できます。デフォルトは宛先を付記する設定になっています。
    メッセージ送信時に定型フォームを用いる場合には、用いる定型フォームの作成、編集、削除もここで行うことができます。

  • スケジューラの設定 ⇒ スケジューラの共有レベルについて、全ユーザまたはグループユーザを選択できます。デフォルトは全ユーザ間での共有が許可されています。グループユーザ間のみを選択すると、あるグループに所属しているユーザは、他のグループに所属しているユーザに自分のスケジュールを見せることも、他のグループに所属しているユーザのスケジュールを見ることもできなくなります。

  • 設備予約の設定 ⇒ 設置する予約テーブルについて、全グループ共用またはグループ別を選択できます。デフォルトは全グループ共用の設定になっています。グループ別を選択すると、グループ毎に個別の予約テーブルを設置できます。

  • ウェブメーラーの設定 ⇒ メールに添付可能な最大ファイルサイズ(総容量)を制限できます。ユーザが複数のファイルをメールに添付した場合は、そのトータルサイズの制限になります。デフォルトは、1MB(1024Kbyte)の設定になっています。

  • プライベートバインダーの設定 ⇒ 各ユーザで任意に設定できるプライベートバインダーの共有条件を決定します。デフォルトは全ユーザ間の設定になっています。

  • 掲示板の設定 ⇒ 設置する掲示板について、グループ別または全グループ共用を選択できます。デフォルトはグループ別の設定になっています。全グループ共用を選択すると、全ユーザ共用の掲示板を開設できます。

  • スレッド掲示板の設定 ⇒ 設置するスレッド掲示板について、全グループ共用またはグループ別を選択できます。デフォルトは全グループ共用の設定になっています。グループ別を選択すると、グループ毎にスレッド掲示板を開設できます。

  • 電子会議室の設定 ⇒ 電子会議室の発言にタグの使用を許可するか否か、入室者のIPアドレスを画面に表示するか否かを選択できます。デフォルトは、タグの使用を許可しない、入室者のIPアドレスを表示しない設定になっています。

  • なんでもリストの設定 ⇒ ユーザ個別、グループ共用、全ユーザ共用のいづれかの形態で利用することができます。デフォルトはユーザ個別の設定になっています。

  • 勤務状況報告書関連設定 ⇒ 勤務状況報告書を利用する、各グループの勤務規定を設定します。グループごとに規定を設定できます。各設定項目の詳細は以下「勤務状況報告書の設定」をご覧ください。勤務状況報告書の機能について詳しくは、操作ガイドの勤務状況報告書の章を参照してください。

  • パス設定 ⇒ GroupCGIで利用する、アップロードファイルの格納用ディレクトリ(./ftpdata)、管理画面インターフェース用HTMLファイルを格納したディレクトリ(./template_admin)、通常画面インターフェース用HTMLファイルを格納したディレクトリ(./template)、アイコン画像ファイルを格納したディレクトリ(./gcicon)、操作ガイドを格納したディレクトリ(./gchelp)それぞれへのパスを個別に指定出来ます。ただし、ディレクトリの移動そのものは手動で行う必要があります。新たなパスの設定はディレクトリの移動前に行っておかないと、パスの設定そのものが行えなくなってしまう場合がありますのでご注意ください。また、sendmailのパスについては必ず絶対パスで指定してください。sendmailのモジュールがシステムにインストールされていない場合には、sendmailのインストール後にパスを設定してください。sendmailのモジュールがインストールされていないと、ブロードキャストメール等、一部利用できないコンテンツがあります。
    パスの設定に関する参考資料が、操作ガイドの「GroupCGIの設置と実行」の章、「トラブルシューティング」の項にて参照できます。

  • ファイルアップロード制限設定 ⇒ いくつかのコンテンツはファイルアップロード機能を持ちます。この様なコンテンツにおける、サーバにアップロード(保管)できる最大ファイル数や、アップロード可能な最大ファイルサイズをグループごとに設定します。サーバのディスク領域がオーバーフローしない様に管理設定してください。

  • 自動ログアウト設定 ⇒ ログインしているユーザに、一定時間一切の操作がなかった場合、強制的にログアウトさせるまでの時間を設定します。設定時間は短すぎない様にしてください。短すぎると操作途中で強制ログアウトさせられる場合があります。「 0 」分に設定すると強制ログアウトは一切させません。

  • データバックアップ ⇒ 実行することで、データディレクトリ(data)及びアップロードファイル格納ディレクトリ(ftpdata)のバックアップを簡単に取ることができます。定期的に実行し、データ破損等のトラブルに備えてください。また、バックアップを実行する際は残存ディスク容量にご注意ください。
Template
AdminTemplate
サーバ上での、各種CGIファイル群からみた相対パスを指定します。
Icon
Help
ブラウザ上での、各種CGIファイル群からみた相対パスを指定します。
/home/www/html/                 ← ドキュメントルート
              /template         ← テンプレートディレクトリ
              /template_admin   ← 管理者用テンプレートディレクトリ
              /gchelp           ← ヘルプディレクトリ
         /cgi-bin/gc4/*.cgi各種CGIファイル群(基準になります)
         /icons/gcicon          ← アイコンディレクトリ
         /data                  ← データディレクトリ

※Templateディレクトリへのパス: ../../html/template
※AdminTemplateディレクトリへのパス: ../../html/template_admin

ブラウザでのGroupCGIのURL: http://www.and.ne.jp/cgi-bin/gc4/login.cgi

※Iconディレクトリへのパス: ../../icons/gcicon
※Helpディレクトリへのパス: ../../gchelp

  • 締日設定(初期設定:末日) - 締日設定リストボックスより選択します。勤務状況報告書の日付表示欄に影響します。仮に、15日を締日に設定すると、報告書の日付初日は当月の16日になり、終日は来月の15日になります。締日の設定に基づき、各ユーザの勤務状況報告書は毎月自動的に作成されます。
  • 所定休憩時間(初期設定:1.0) - 単位は時間です。例えば、45分は0.75になります。あるユーザが、タイムカードより報告書への時刻の記録を行うと、報告書の所定時間欄には、この数値が自動で記録されます。
  • 所定就労時間(初期設定:8.0) - 単位は時間です。例えば、30分は0.5になります。あるユーザが、タイムカードより報告書への時刻の記録を行うと、報告書の所定時間欄には、この数値が自動で記録されます。
  • シフト(初期設定:9:00 - 18:00) - 出勤と退勤のそれぞれの入力ボックスに、必ず24時間表記で入力してください。あるユーザが、タイムカードより報告書への時刻の記録を行うと、報告書のシフト欄には、この時刻が自動で記録されます。
  • 日付変更時間(初期設定:0:00) - 今日になる時刻を設定します。入力ボックスに必ず24時間表記で入力してください。勤務状況報告書では、ここで設定された時刻で日付が替わります。
タイムカード及び勤務状況報告書で管理される日付は、あくまで論理的な日付であり、必ずしも実際の日時と一致するとは限りません。 これは、勤務時間に、実際の日付では2日間に渡るシフトを持っているユーザが存在する為です。例えば、シフトを22:00-5:00にもっている方がこれに該当します。GroupCGIでは、ユーザが所属するグループ毎に、論理的な日付変更時間を設定できる様になっています(初期設定は実際の日付変更時間と同じ0:00になっています)。


現在GroupCGIを利用中と思われる端末の、セッション状況を一覧表示します。
管理者は、GroupCGIサーバと、GroupCGIを使用している端末とのセッションを切断する(強制的にログアウトさせる)ことができます。

●操作のポイント
  • セッションを切断する場合、一覧内の、切断したいセッションの一番右端にあるチェックボックスにチェックを入れて、上部にある切断ボタンを押して下さい。 本当に切断するのかを聞かれるので、OKを返すと切断されます。NOを返した場合は切断されません。


GroupCGIのメニューに新たなコンテンツを追加したり、キューブメニューに表示させるコンテンツをグループごとに振り分けます。
コンテンツの追加/編集/削除、グループコンテンツの設定の2つのボタンがあります。

●操作のポイント
  • コンテンツの追加/編集/削除 ⇒ GroupCGIのメニューに加える、新たなコンテンツ(実行プログラム)へのパスを設定します(詳しくは以下「パス設定時の留意点」を参照)。別ウィンドウで開く設定を行ったコンテンツは、メニューからのアクセス時、新しいウィンドウで開かれる(target=_blank)ことになります。アイコンは、gciconディレクトリに存在する画像ファイルの中から選択します。
    ここで追加したコンテンツは、GroupCGIのキューブメニューから単なるリンクとしてアクセス可能となります。この時、追加コンテンツを簡単にGroupCGIの認証機構下に存在させることができます(詳しくは以下「追加したCGIプログラムをGroupCGIの認証機構下に存在させるには・・・」を参照)。
  • グループコンテンツの設定 ⇒ グループ毎に、キューブメニューに表示させるコンテンツを振り分け設定します。
  • ウェブブラウザでアクセスするプログラムは、「ウェブコンテンツのパス」の入力フォームにパスを入力してください。ここにパスが入力された場合、ブラウザのキューブメニューからそのコンテンツを選択できる様になります。
  • i-modeまたはJ-Skyでアクセスするプログラムは「i-mode及びJ-Skyコンテンツのパス」の入力フォームへ、EZ-Webでアクセスするプログラムは「EZ-Webコンテンツのパス」の入力フォームへパスを入力してください。これらにパスが入力された場合、それぞれの携帯電話版のGroupCGIメニューからそのコンテンツを選択できる様になります。
それぞれ、GroupCGIを導入した同ディレクトリに置かれるプログラムについては、ファイル名の入力のみでOKです。グループコンテンツの設定画面でパスが灰色表示されるものは、GroupCGIを導入したディレクトリ内に存在していないプログラムを表し、現在使用できない可能性を示します。
また、パスにホームページ等のURLを指定することも出来ます。この場合、別ウィンドウで開く設定を行うことをお勧めします。

独自に追加した新規CGIプログラムを、簡単にGroupCGIの認証機構下に存在させることができます。
GroupCGIの認証機構下に存在させるには、CGIプログラムの先頭に以下の記載を追加してください。

## authentication --
$my_cgi = "add_content.cgi"; ##自身のファイル名
require './auth-lib.pl'; ##auth-lib.plファイルへのパス
require './gc_lib.pl'; ##gc_lib.plファイルへのパス
$uid = &auth_lib::Auth;
if (!$uid) { exit; }


ユーザアカウントやユーザが所属するグループアカウントを管理します。
アカウント一覧、グループの追加、グループの編集/削除、ユーザの追加、ユーザの編集/削除の5つのボタンがあります。

●操作のポイント
  • 無所属グループを編集したり、削除することはできません。よって、無所属グループにはマネージャを設置することもできず、通常に利用するグループには不向きです。ご利用時には新規グループを作成してください。ユーザの作成時、所属グループを一切選ばずにユーザを作成した場合、それらのユーザは無所属グループに所属することになります。一時的な予備用のグループと考えてください。

  • グループの追加または編集時、そのグループのマネージャになるユーザ(予め作成しておいてください)をマネージャ選択ボックスより選択できます。複数のマネージャを選択するには、Ctrlキーを押しながら任意のユーザを選択します。ただし、設定したマネージャ(ユーザ)がそのグループに所属したことにはなりません。設定したマネージャ(ユーザ)をグループに所属させるには、ユーザの編集画面にて操作を行ってください。また、マネージャアカウントには、様々な特権事項があります。マネージャアカウントの特権事項について詳しくは、操作ガイドのアカウント別操作権限一覧表をご覧ください。

  • GroupCGI管理者には必ず何らかのメールアドレス(NTT DoCoMoの携帯電話のメールアドレス以外)を設定してください。GroupCGI管理者のメールアドレスが正しく設定されていない場合、GroupCGIのメール通知機能を利用できないことがあります。

  • GroupCGI管理者アカウントは、管理者用ページにログインする為の固有のアカウントです。このアカウントを削除したり、このアカウントで管理者用ページ以外へログインすることはできません。

  • 各ユーザアカウントに設定可能なメールアドレスは、必ず公開用のメールアドレスから入力設定を行ってください。非公開のメールアドレスのみが入力設定されている場合、そのユーザはメール通知機能を利用できません。

  • ユーザの追加または編集時、ユーザは同時に複数のグループに所属することが可能です。この場合、グループ選択ボックスで、Ctrlキーを押しながら複数のグループを選択します。複数のグループに所属するユーザは、ログイン後、画面上部にあるグループ選択セレクトボックスから現在のグループを選択できる様になります。

  • 一度削除したユーザアカウントであっても、完全削除を行うまでは復元させることができます。但し、削除したグループは復元できません。

ユーザの追加画面では、CSVファイルから複数のユーザアカウントを一括で取り込むことができます。
CSVファイルから登録されるアカウント群は、既存のアカウント群に追加される形になります。予め取り込むアカウント情報を記載したCSVファイルを作成し、参照ボタンを押してCSVファイルを選択、ユーザアカウント一括登録ボタンを押します。
追加するアカウント情報が一覧で表示されるので、間違いなければ登録ボタンを押します。操作を取り止める場合には中止ボタンを押してください。また、取り込むCSVファイル内に不正な情報が記載されている場合はエラー画面が表示され、この操作は続行できません。

取り込むCSVファイルの作成方法、及び取り込み時の注意点は以下をご覧下さい。
  • 入力するCSVファイルのファイル名は、必ず半角英数字にしてください。全角文字のファイル名の付いたCSVファイルでは、取り込み時にエラーになります。
  • 登録情報に不正な情報が記載されている場合、アカウントの登録作業は中止されます。
  • CSVファイル内のデータ項目は全10項目で以下の並び順とします。
ユーザ名ユーザIDパスワード所属グループメールアドレス(公開)メールアドレス(非公開)携帯内線外線スケジューラ共有状態
  • データ項目2のユーザIDには、必ず半角英数字を用いてください。
  • データ項目3のパスワードには、必ず半角英数字を用いてください。この値を空にした場合、パスワードは「未設定」になります。
  • データ項目4の所属グループには、所属させる既存の「グループ名」を記載してください。存在しないグループには所属させることはできません。グループ名を半角のプラス(+)で繋げて記載することで、複数のグループに所属させることができます。この値を空にした場合、所属グループは「無所属」になります。
  • データ項目10のスケジューラ共有状態には、半角数字の0、1、2のいずれかを記載してください。それぞれ、0 ⇒【一切の相互許可をしない】、1 ⇒【閲覧までを相互許可する】、2 ⇒【書込みまで相互許可する】に対応しています。この値を空にした場合、【一切の相互許可をしない】設定が反映されます。


GroupCGIをご利用頂く前に、まずブラウザの設定をご確認頂く必要があります。ブラウザ側の設定が適切でないと、GroupCGIが正しく動作しないことがあります。
GroupCGIのログイン画面から操作ガイドにアクセスし、クライアントの設定(はじめにお読みください)の章をご覧ください。
GroupCGI管理者としてのあなたは、自分を含めた各メンバーユーザがGroupCGIを快適に利用する為に、各種の管理設定を行う必要があります。
いずれにせよ、まずはGroupCGI管理者としてログインし、GroupCGIを利用する各メンバーのユーザアカウントを作成しなくてはなりません。
以下の手順を踏んでください。
------------------------------------------------------------
  1. ログイン画面から以下のアカウントでログインします。

    ユーザID ⇒ administrator
    パスワード ⇒ (未入力)


  2. 次にキューブメニュー(画面左上にある四角ボタンを押します)から【アカウント管理】を選択します。

  3. アカウント管理画面では、まず【グループの追加】ボタンを押して任意の新規グループを作成してください。

  4. 次に、【ユーザの追加】ボタンを押して任意の新規ユーザアカウントを作成します。所属グループは、先に作成したグループを選択します。

  5. 前手順を繰返し、GroupCGIを利用する各メンバー分のユーザアカウントを作成したら、今度は【グループの編集/削除】ボタンを押して、先に作成したグループの【編集】ボタンを選択します。

  6. グループの編集画面では、作成したユーザアカウントの中から任意のユーザを【グループのマネージャに設定】します。

  7. これでGroupCGIを利用する為の最も基本的な作業を完了しました。キューブメニューからログアウトを選択してログイン画面に戻ります。

  8. ログイン画面から作成したユーザアカウント(ユーザIDとパスワード)を用いて、GroupCGIへログインすることができます。
------------------------------------------------------------
その他、GroupCGIの管理画面では、GroupCGIをより快適に利用する為の様々な管理設定を行うことができます。
管理画面の操作について詳しくは全項までの解説を是非ご一読ください。

GroupCGIに搭載された各コンテンツの利用方法についても、それぞれ操作ガイドに記載があります。操作に迷ったら、まずは操作ガイドをご覧ください。
操作ガイドはGroupCGIのログイン画面やGroupCGIのキューブメニューからいつでもアクセスできます。


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