1. 概要
  2. セキュリティポリシー
  3. ウェブメーラーのログインとログアウト
  4. メールアカウントの設定
  5. ウェブメーラーの設定
  6. メールの閲覧と削除
  7. メールの送信
ウェブメーラーでは、設定したメールアカウントについて、メールの閲覧および送受信を行うことができます。
プライベートアドレス帳とグループアドレス帳に連携し、登録されているメールアドレスには、簡単にメールを送信することができます。

ウェブメーラーをご利用頂くすべてのユーザ様におかれましては、予めウェブメーラーのセキュリティポリシーを、必ずご一読ください。
その他、GroupCGI管理者様におかれましては、GroupCGIのサーバ上に保管されるあらゆるデータについて、より安全、より堅牢な運用を行う為、GroupCGIのデータディレクトリをドキュメントルートの上位に設置したり、データディレクトリにhtaccessを掛けるなど、日頃より十分なセキュリティ対策を実施されます様お願い致します。


GroupCGIのウェブメーラーでは、以下のセキュリティポリシーを実施しています。ご確認の上、予めご了承ください。
  • 受信メールおよび送信メールのメッセージデータを、GroupCGIのサーバ上に一切保存しません。

  • メールアカウントの設定時に、メールアカウントのパスワードを保存した場合、そのパスワードは暗号化され、GroupCGIのサーバ上に保管されます(※1)。

  • メールアカウントの設定時に、メールアカウントのパスワードを保存していない場合、ウェブメーラーへのアクセス時にログイン画面が表示され、アカウント名(ユーザ名)とパスワードを都度入力します。入力したパスワードは暗号化され、GroupCGIのサーバ上に一時的に保管されます(※1)。この保管されたデータは、ウェブメーラーのログアウト処理を行うことでGroupCGIのサーバ上から削除されます。

  • ウェブメーラーではクッキーを使用しません。

  • APOP認証に対応しています。
※1パスワードは暗号化されてGroupCGIのサーバ上に保管されますが、GroupCGIはパスワードデータの安全性について100%保証するものではありません。GroupCGIのサーバが何らかの危険性に晒された場合には、保存したパスワードデータも同等の危険性を伴うことになります。

GroupCGI管理者様におかれましては、GroupCGIのサーバ上に保管されるあらゆるデータについて、より安全、より堅牢な運用を行う為、GroupCGIのデータディレクトリをドキュメントルートの上位に設置したり、データディレクトリにhtaccessを掛けるなど、日頃より十分なセキュリティ対策を実施されます様お願い致します。


ウェブメーラーにアクセスすると、ウェブメーラーのログイン画面が表示されます。
ウェブメーラーは、ユーザ個々のプライバシーとセキュリティをより強固に保護する為、個別の認証機構(ログインとログアウト)を持たせており、GroupCGIへの認証機構(ログインとログアウト)とは区別されます。

初めてウェブメーラーにアクセスした際には、ウェブメーラーにログインするメールアカウントが設定されていない為、ウェブメーラーにはログインできません。まずは設定画面より、利用するメールアカウントの設定を行ってください。

【ウェブメーラーのログインについて】
予め設定しているメールアカウントについて、パスワードが保存されていない(自動的にログインする設定になっていない)メールアカウントが選択された場合、ウェブメーラーはログイン画面を表示します。
パスワードを保存する(自動的にログインする設定になっている)メールアカウントが選択された場合、ログイン画面は表示されず、自動的にメールサーバに接続され、受信メールの一覧画面が表示されます。
ウェブメーラーのログイン画面では、メールアカウント選択リストボックスから任意のメールアカウントを選択して、 アカウント名(ユーザ名)とパスワードを入力し、ログインボタンを押します。メールアカウントの設定とログイン画面への入力内容に間違いがなければ、任意のメールサーバに接続され、受信メールの一覧画面が表示されます。

【ウェブメーラーのログアウトについて】
利用中のメールアカウントが、パスワードを保存しない設定になっている(自動的にログインしていない)場合、受信メールの一覧画面の右上にログアウトボタンが表示されます。
ウェブメーラーの使用を終了する際には、必ずこのログアウトボタンを押して、ログアウト処理を行ってください。
ウェブメーラーを利用する際、ウェブメーラーの認証機構を適切に利用するには、必ずウェブメーラーのログアウト処理を行う様に心掛けてください。
ウェブメーラーの使用中に誤ってブラウザを閉じてしまったり、不測のエラーが発生する等して操作が続行できなくなった場合には、再度ウェブメーラーにログインし直して、正常にログアウト処理をやり直してください。
利用中のメールアカウントがパスワードを保存する設定になっている(自動ログインした)場合、ログアウトボタンは表示されません。




メニューバーにある設定ボタンを押すと、ウェブメーラーの設定画面が表示されます。
ウェブメーラーの設定画面では、操作や表示に関する設定とメールアカウントの設定を行います。
ウェブメーラーの利用を開始するには、まずは、あなたが利用するメールアカウントの設定を行わなければなりません。
本項では、メールアカウントの設定について言及します。

新たにメールアカウントを設定するには、新規メールアカウントの設定の枠で、各必要項目を入力して追加ボタンを押します。
既存のメールアカウントの編集および削除を行うには、メールアカウントの編集と削除の枠で、任意のメールアカウントをクリックします。編集画面が開くので、設定内容を編集するか、削除することができます。

メールアカウントの設定時における、各入力項目の説明は以下の通りです。
必要項目に、インターネットプロバイダやネットワーク管理者より通知を受けた情報を、正確に入力してください。

【各設定項目】
1.アカウントの設定名
設定の名称です。
適当な文字列を入力して構いません。

2.メールアドレス
メールアドレスを入力します。
メール送信先からの返信先アドレスは、ここに指定されたメールアドレスになります。

3.受信メールサーバ(POP)
インターネットプロバイダやネットワーク管理者から通知を受けている、受信メールサーバ(POP)のアドレスを入力します。
通信ポートも指定できますが、特に指定がない場合は初期値のままで構いません。

4.送信メールサーバ(SMTP)
インターネットプロバイダやネットワーク管理者から通知を受けている、送信メールサーバ(SMTP)のアドレスを入力します。
通信ポートも指定できますが、特に指定がない場合は初期値のままで構いません。

5.アカウント名(ユーザ名)
インターネットプロバイダやネットワーク管理者から通知を受けている、アカウント名(ユーザ名)を入力します。

6.パスワード
インターネットプロバイダやネットワーク管理者から通知を受けているパスワードを入力し、「パスワードを保存」にチェックを入れることで、ウェブメーラーにアクセスした際に、都度パスワードを入力する手間を省けます(自動ログインします)。

7.APOP認証
インターネットプロバイダやネットワーク管理者から、APOP認証が指定されている場合はチェックを入れます。

8.署名
メールの作成時に、ここに登録した署名が自動的に挿入されます。

9.メール表示件数
受信メールの一覧表示画面において、1ページにつき、一度に表示するメール件数を指定します。
0件または空欄に設定すると、すべての受信メールを1ページ上に一括表示します。ただし、大量のメールを一括表示させると、著しくレスポンスが低下する場合がありますのでご注意下さい。
初期値は30件です。




メニューバーにある設定ボタンを押すと、ウェブメーラーの設定画面が表示されます。
ウェブメーラーの設定画面では、操作や表示に関する設定とメールアカウントの設定を行います。
本項では、設定画面上部にあるウェブメーラーの操作や表示に関する設定について言及します。

規定のアカウントでは、複数のメールアカウントを設定している場合に、最初にログインするメールアカウントを指定できます。
優先的に使用するメールアカウントを指定しておくと便利です。

メールへの添付ファイル数には、メールの作成画面における添付ファイルの指定フォームの表示数を設定します。
例えば5に設定すると、メールの作成画面に、5つの添付ファイルの指定フォームが表示されます。

HTMLメールの表示では、受信したHTMLメールの内容を表示するか否かを設定できます。
HTMLメールを表示しない設定している場合、HTMLメールの内容は正しく表示されない場合がありますが、HTMLメールに付属したウィルスに感染する可能性が低くなります。

自動ログアウトまでの時間には、パスワードを保存していない(自動ログインしていない)メールアカウントの利用時において、自動的にウェブメーラーからログアウトするまでの時間を指定できます。
自動ログインしていないメールアカウントを利用している場合のみ、この設定は有効化されます。 自動ログインしていないメールアカウントでウェブメーラーを利用している時、ここに設定した時間を超過すると、ウェブメーラーから自動的にログアウトします(セキュリティ確保の為)。


ウェブメーラーにログインすると、受信メールの一覧画面が表示されます。
各受信メールの送信者、件名、メールが送信された日時が一覧で表示されます。ファイルが添付されているメールには、クリップのアイコンが付加表示されます。

件名をクリックすることで、別ウィンドウが起動し、クリックしたメールの内容を閲覧することができます。
返信ボタンを押すと、閲覧中のメールの送信者に返信することができます。 転送ボタンを押すと、閲覧中のメールの内容を他者に転送できます。 プロパティボタンを押すと、閲覧中のメールのメールのヘッダーやソースを見ることができます。
また、右上にある矢印ボタンをクリックするごとに、次の1通または前の1通の内容を切り替えて表示します。
閲覧中のメールに添付ファイルが存在する場合には、メッセージ本文下に、添付されているファイル名が表示され、ファイル名をクリックすることで、ファイルを開いたり、パソコンに保存(ダウンロード)することができます。

受信したメールのうち、不必要なメールは、受信メールの一覧画面で、削除するメールのチェックボックスにチェックを入れ、削除ボタンを押します。 確認画面が表示されるので、誤って操作した場合には操作を取り消してください(削除を続行したメールはメールサーバから削除されます)。




受信メールの一覧画面上部にあるメールの作成ボタンをクリックすると、メールの作成画面が別ウィンドウで表示されます。

送信者は、送信するメールアカウント(送信者のメールアドレス)を指定します。自分にBCCするにチェックが入った状態では、送信するメールが自分自身のメールアドレスにも同様に送信されることになります。

宛先には、送信先となるメールアドレスを入力します。
CC(カーボンコピー)、BCC(バックカーボンコピー)には、必要に応じて送信先となる任意のメールアドレスを入力します。
また、宛先、CC、BCCのメールアドレスの入力フォームには、プライベートアドレス帳およびグループアドレス帳から、簡単に宛先とするメールアドレスを呼び出すことができます。 あなたが所属するいずれかのグループにおいて、プライベートアドレス帳またはグループアドレス帳が利用可能な場合に、メールの作成画面上部にそれぞれのボタンが表示されます。 それぞれのアドレス帳ボタンを押すことで、各アドレス帳から簡単に宛先とするメールアドレスを指定入力することができます。
プライベートアドレス帳およびグループアドレス帳について詳しくは、操作ガイドのそれぞれの章をご覧ください。

件名には、メールの件名を入力します。

本文には、メールの本文を入力します。メールアカウントの設定時に予め指定した署名があれば、署名が自動的に挿入されて表示されます。

メールにファイルを添付する場合は、添付ファイルの指定フォームから、1ファイルずつ添付するファイルを指定します。
ただし、送信するメールに添付可能なファイルの総容量は予めGroupCGI管理者によって制限されています。制限を超える容量のファイルを添付して送信することはできません。
また、添付ファイルの指定フォームは、ウェブメーラーの設定時に予め指定した数だけ表示されます。フォーム数が足りない場合には、予めウェブメーラーの設定画面で表示するフォーム数を増やしておく必要があります。

すべての作業が完了したら、メールの作成画面左上部にある送信ボタンを押して、メールを送信します。




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